矢部の「ものずき」さんへ
ものずきさん、「今日は山都町立菅尾小学校最後の運動会」の記事へコメントをいただき、ありがとうございます。危機感のない人に何を言っても無駄です。怒るだけ損です。僕が数十年前、少子高齢化による人口構成の逆三角形化を言い、年金制度の崩壊を心配し、日本の未来の少数民族化を憂えたとき、なにを大風呂敷を広げて生意気なことをと馬鹿にされたことがあります。そんなもんですよ。
少子高齢社会に対する実験が、戦後フランスで行われたことはご存じでしょうか。成人男子の戦死による人口減少が、日本と同じように大問題になったとき、フランスでは産めよ増やせよ政策を育児補助金を出すことで解決しました。つまり、国は、子どもを三人も産めば親が左うちわで生活できるほどの育児補助金を子どもが成人するまで支給したそうです。これくらい大胆な政策を打ち出せば、若い人たちも喜んで結婚し、子どもをつくるでしょう。僕も、と言いたいところですが、三人もつくる元気はもうありません。
冗談はさておき、先日の予算委員会で民主党の前原誠司議員が、「人口減少への対策」と「少子高齢化への対策」について野田首相に質問していました。僕は、この二つの問題について国会議員が質問したのを聞いたのは、初めてでした。首相がどんな返事をするかと期待していたら、産学官の三者委員会とかいうものを設置するからというだけで、この大問題について一言も言及しませんでした。失望しました。だいたい国会討論なんか聞かないんですが、その日はたまたまラジオで聞いてしまったのです。聞かなきゃよかったと後悔しました。
人口は国力です。人口が減少して、不景気と記録的な円高で企業の海外逃避でドーナツ化現象が進めば、弱小国に陥らざるをえません。人口を増やすには、二つの手しかありません。さきほどの新生児に対する優遇策をとるか、人口が増え続ける東南アジアやアフリカ諸国からの移民と帰化の緩和策の二つでしょう。いま、本気で人口減少に取りくまなくてはいけない、危ういところにきています。それには強力なリーダーシップが必要です。が、不幸にして日本にはそのような人物が育つ土壌がありません。まったくお手上げの状態です。
どうしましょう、ものずきさん?
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コメント
国をはじめとして行政に対する愚痴を言い始めたら それこそいい足りないぐらいの思いが、お互いにありそうですね。人口を増やして豊かな社会を作る。 ほんとうに信頼のおける強いリーダーをまちのぞむ。むかしの貧乏でも心豊かな社会にもどる。 格差のないだれもが平等に生きる権利が約束された社会にする。・・・・・理想を言ったらきりがありません。 でも わたしたちは何がしかの不満と希望を持ちながら歩きたいと思いませんか?そしてせめて私たちだけでも みらいにむかって まっすぐ歩くしかないと思いますよ! 理想郷なんてどこにもないしそれに向かってゆく 強い気持ちだけは持ち続けたいですね!
投稿: ものずき | 2011年10月12日 (水) 22時04分